湖畔荘(上

過去と現在を行き来し 視点も何人かで変わる 

この作者さん2冊めで慣れたのでこの作品は

始めからどっぷりと浸ることができた 

ダウントンアビーとマープルを足して煮詰めて いろんなスパイスを入れた感じ 

とにかく面白い まだ下巻が残ってると思うと幸せ

 

 

湖畔荘〈上〉

湖畔荘〈上〉

 

 

湖畔荘(下

下巻は一気読み。

めでたしめでたしの大団円。

読み応えたっぷりでちりばめられた謎もすべて回収し非常に面白かった。

 

だがいろんなミステリーを読んでいる私としては

上巻の英国らしい重苦しさがいきなりメロドラマちっくになり

都合良すぎて特にバーティーが..という所で正直がっかりした 

陰惨でどろどろな結末にすればいいという訳ではないけれど 

あまりに全てがうまくいきすぎて 私的にはもの凄く残念。

すっきり爽やか(?な大団円がお好きな方にはお勧めです

 

 

湖畔荘〈下〉

湖畔荘〈下〉

 

 

ハリー・クバート事件

下巻も一気読み。

まるで映画やドラマを見てるようで面白かったし 

翻訳が「アレックス」シリーズと同じ方だったので違和感なく読めた。

ただ上下巻で1000ページほどになる長編なので

途中でまどろっこしく飛ばし読みしたくなる箇所もあったが..

とても面白いのだが 個人的には 後半の怒濤の展開..は 

あまりにひねり過ぎのような気もしたし 

読み終えても結局ノラが どんな少女だったのか 

ノラの人間性の真実は?というと いまひとつ納得できない部分が残る。

ただそれを差し引いても「面白さ」という点では群を抜いていたと思う。

 

 

ハリー・クバート事件〈上〉 (創元推理文庫)

ハリー・クバート事件〈上〉 (創元推理文庫)

 

 

 

ハリー・クバート事件〈下〉 (創元推理文庫)

ハリー・クバート事件〈下〉 (創元推理文庫)