麒麟のたてがみ

読書日記

チェスナットマン

手にして分厚さと文字の小ささを見てワクワク。

怒涛の展開が気持ちよく(内容は陰惨なのだが)

あっという間に読めた。

犯人は真ん中あたりで見当がついたが 

それでも面白く最後まで読めた。

ただもう少しトゥリーンとヘスの関係を細かく書いて欲しかったな

 

 

 

忘却城

凄い!

圧巻の世界観 

読み進めるのが楽しくて仕方なかった。

確かに冒頭から 難しい言葉 漢字ばかりで 

挫折する人もいるかもしれないが 

慣れてくると 面白さに頁をめくる手が止まらなかった 

儒艮も舞蒐も金魚小僧も みんな良い!

十二国記以来のわくわくで読み切った シリーズ次巻も読むぞ

 

 

 

黄金の王 白銀の王

本を読んでいトて一番と言ってもいいくらい嬉しいのは 

何も期待せず読んだ本が 自分の好みにとても合っていた時 

これからその作者の本を辿って読んでいけると思った時。

まさにこの本はそういう本だった。

国を守る作り上げていく その苦難と非情さと強さ哀しさ.. 

十二国記を初めて読んだ時のような心地になった 

出会えてよかったと思った本だった 

これからこの作者さんの本を辿ってみたい

 

 

黄金の王 白銀の王 (角川文庫)

黄金の王 白銀の王 (角川文庫)