麒麟のたてがみ

読書日記

幻宮は漠野に誘う

シリーズの中で一番面白かった 

遊圭がいつまでも 自分勝手でがきんちょ(笑で 

どうしても好きになれなかったのだけれど 

今回で少しは大人になった....かな  

ラストが唐突で 玄月もでず 

無理やり枚数合わせで終わらせたような感じで 

それが残念 これは 続くのかな?

 

 

幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋 (角川文庫)

幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋 (角川文庫)

 

 

滅びの鐘

オーリエラントシリーズと違い時代が行き来しないので 

その点では読みやすい 

読後感はまず一年間の大河ドラマを見終わったという感じ 

オーリエント..と同じくダークファンタジーなのだが 

征服するものとされるもの 民族間の物語だからなのか 

私にはこちらの方が重かった

「神話」という言葉が似あうような物語 

読んでいてオーリエント..よりも話の進み方に 

何とも言えない違和感(としか表現のしようがない)のようなもの

を感じていたが作者さんの後書きを見ると

相当な難産のすえの物語だったようだ 

納得 

が物語に思い切り浸りました

 

 

 

滅びの鐘

滅びの鐘

 

 

星水晶の歌

シリーズ最終章

丁寧にゆっくりと語られる物語は

人によっては途中で飽きてしまうかもしれないが 

文章が綺麗で読みやすいのでここまでここまで読んできた 

が 犠牲が多すぎる(涙 

そして最後まで私にはリーヴの物語の中での存在意義が

よくわからなかった 

素晴らしい世界観を持つ大河ドラマのような物語だが

辛抱強い人じゃないと 読むのはつらいかもしれない

 

 

 

星水晶の歌 上 サラファーンの星 (創元推理文庫)

星水晶の歌 上 サラファーンの星 (創元推理文庫)

 

 

 

星水晶の歌 下 サラファーンの星 (創元推理文庫)

星水晶の歌 下 サラファーンの星 (創元推理文庫)

 

 読んだのは Kindel版ではないが 文庫版がここに貼り付けられないので...