吟遊詩人の魔法
思っていた以上に面白かった
読みやすい文体でこれは翻訳がよかったのだと思う
場面がころころ変わるのでしっかり読み込まないと
時系列がわからなくなりそうになるが..
気になったのは全編を通して「女には自由がない」「女は虐げられている」
という事がしつこいくらいに語られる事
途中で作者はファンタジーを描くというよりも
自分がいつも感じてるその事を言いたい為に
この物語を書いたのではないかと思ったほどだ
物語として面白かったけれど三部作になるという
次作等でもそれが展開されたら ちょっと嫌かな..