2017-10-07 三鬼 三島屋シリーズ四 それぞれの話が重く辛く でも温かく心に染みいる物語だった。 「人の世は思うに任せぬ。悲しい悔しい腹が立つ。.. でも後ろばかり向いていたら後ずさりで生きる事になっちまう」 宮部さんの現代物は同じように重く辛いものが多いけれど 時代物はその辛さのあとに 救いやぬくもりが残って 好ましい。 そして やはり日本語 大和言葉は優しく綺麗だと心から思う。 三鬼 三島屋変調百物語四之続 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/12/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る