2017-05-13 ツナグ 小説 辻村さんの本は もう卒業と思っていたが「新潮文庫夏の100冊」に入ってたので おまけのつもりで読んだ。 がとても良かった。 「冷たい校舎~」からの作品はずっと面白かったのだけれど 途中で この部分必要かな というような中弛みというかそこで 流れが止まってしまうような部分が少なからずあって 気になっていたのだが、このツナグを中心にしたオムニバスは、 そういう部分が無く ぎゅっと凝縮され 一気に最後まで心を運んでくれる。特に「親友の心得」は圧巻だった。 ツナグ (新潮文庫) 作者: 辻村深月 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/08/27 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 69回 この商品を含むブログ (70件) を見る